
食の安全・安心に対する社会的要求の高まりに対応するため、一定の品質または栽培方法に特色のあるJAS規格制度の普及・啓蒙等に努めています。当所は独自認証としてHACCPシステムの考え方を取り入れた生産管理システム「安心確保のためのきのこ生産標準」(安心認証)を実施しています。
安心確保のためのきのこ生産標準
食中毒事件や食品の偽装表示、異物混入などの問題をきっかけに、消費者の食の安全・安心に対する考え方はより現実的な厳しいものになっています。当法人は、きのこ生産者(事業体)の経営面ときのこ消費者の信頼面の共通認識がもてる方法として、HACCPシステムの考え方を取り入れた生産管理方式が消費者の信頼を得やすいと考え、平成18年6月に「安心確保のためのきのこ生産標準」(安心認証)を提唱しました。本標準は、基本的には生シイタケの生産についての生産管理システムですが、衛生管理は原木を使用する他のきのこ類、また栽培袋や栽培びんを用いた施設栽培型きのこにも充分に応用できるものです。また、認証の取得にこだわることなく、多くのきのこ生産者(事業体)に利用していただき、この生産標準を通じて、わが国のきのこ栽培技術の向上と普及に貢献することこそが当法人の使命と理解しています。
【特徴】
- きのこ生産の工程別の衛生管理システムである
- 使用する原料、材料、水に指定がある
- きのこ発生の水の管理に指定がある
- 具体的な改善のための対策例が明記されている
- 認証を受ける場合は一般財団法人日本きのこ研究所職員の直接指導助言を受けながら本システムに取組んでいける
- 認証された場合は生産者情報が日本きのこ研究所を通じて公開される
【本認証の内容】
【概略を知りたい方は】
【申請書類等、手続関係】
【認証者】
【その他情報公開】
きのこ研に関する情報は公益法人情報共同サイト(http://www.disclo-koeki.org/k_ran/index.html)をご覧ください。
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